商業高校の校長、30歳で抜てきされる!進路指導に取り組み、国公立大に合格する生徒を育成

苦境の私立女子高が大変貌

柴山翔太さん、30歳で校長に就任

定員割れや経営的な厳しい状況にあった福岡の私立女子高校が、短期間で大きく変わりました。その変革の中心にいたのは、30歳で校長に抜擢された柴山翔太さん(33)です。国公立大学を目指す生徒はほとんどいなかったが、柴山さんは赴任した1年目に小論文の課外授業に取り組み、20人の生徒が国公立大学に合格しました。この偉業は学校全体を驚かせました。

生徒主導での学校改革

柴山さんは校長になってから、生徒主導で学校のPRなどさまざまな改革に取り組んでいます。学力に自信がなかったり、自己肯定感が低かったりする生徒が多かった学校の雰囲気も一変しました。柴山さんが掲げた「挑戦を、楽しむ。」のスローガンに合わせて、生徒たちは目を輝かせて学校生活を送っています。

柴山さんの校長就任と期待

最初は困っていた

柴山さんは2020年春、福岡県那珂川市にある福岡女子商業高校に国語の講師として赴任しました。この学校は県立高校の分校として開校し、その後私立になりましたが、知名度は低かったと言います。入学者も少なく、経営的に苦しい状況にありました。

柴山さんの経験と福岡女子商業の可能性

柴山さんは前任の神戸の私立高校で小論文の指導経験を積み、多くの生徒を国公立大学に進学させていました。福岡女子商業の状況を見て「可能性がある」と感じ、この学校に赴任することを決めました。福岡女子商業からは「思う存分やっていい」と期待されたことも、柴山さんを後押ししました。

進路指導への取り組み

商業高校の危機感

商業高校や女子高校は全国的に少子化や志願者の減少の影響を受けています。福岡女子商業も同様に危機感を抱き、進学できることを強みにしようと考えました。

小論文の課外授業

柴山さんは赴任後、早速進路指導に取り組みました。しかし、生徒たちの反応は冷淡でした。柴山さんが「国公立大学にだって行ける」と話すと、生徒たちは「女子商のこと知らないで来ちゃったんだね」と言い、同僚からは「前任校とは違いますよ」と軽く諭されました。

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福岡女子商業高校