総務省は23日、今回の参院選の18歳と19歳の投票率(選挙区)を抽出調査した結果、31・33%だったと発表した。過去2番目に低かった全体の投票率48・80%を17・47ポイント下回り、前回の平成28年参院選の18、19歳の全数調査からも15・45ポイント減った。
調査では18歳の投票率が34・68%、19歳が28・05%。男女別では、男性が30・02%、女性が32・75%だった。18、19歳の投票率は、28年参院選の全数調査で46・78%、29年衆院選は40・49%と回を重ねるごとに低下している。
投票所に対応する全国4万7044投票区のうち、47都道府県から4投票区ずつ計188投票区を選んで調査した。対象となった18、19歳の有権者数は計1万1914人だった。