米国の株式市場における「世紀の空売り」で名高い投資家が2330億円を賭ける…リーマンショック再来は?

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アメリカの投資家、マイケル・バーリ氏は、2008年のサブプライムローンショックによる住宅市場の急落を予測し、「世紀の空売り」として話題となりました。彼は大きな利益を得ることに成功しました。

そして、CNNによると、バーリ氏がアメリカの株式市場の下落に16億ドル、約2330億円以上を賭ける取引を行っていることが明らかになりました。

アメリカの株式市場は現在も上昇傾向にありますが、果たしてリーマンショックの再来はあるのでしょうか。専門家の意見を紹介します。

専門家の意見

野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏

木内氏は次のように語っています。

「2008年のような世界的な深刻な金融危機になるかは分かりませんが、株価が大きく下落する可能性は十分にあります。アメリカ経済が大幅に引き締められ、景気後退に陥ると、商業不動産の価格が上昇し続けていたため、下落が始まるでしょう。その結果、株式市場にも影響が及ぶことでしょう。ただし、現時点ではリーマンショック並みのショックが起こるとは悲観的に考える必要はありません」

(「グッド!モーニング」2023年8月21日放送)

この意見からも、株式市場の下落の可能性があることが伺えます。

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