ザギトワ選手、首相に愛犬の成長報告「マサルと訪日したい」


女子フィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ選手(左)の表敬を受け安倍晋三首相=24日午後、首相官邸(春名中撮影)
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 平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手が24日、安倍晋三首相を官邸に表敬訪問した。ザギトワ選手は昨年5月に秋田犬保存会から贈呈された秋田犬の「MASARU(マサル)」の人形と写真パネルを持参し、成長ぶりを首相に報告した。今回マサルの来日は検疫の関係でかなわなかったという。

 モスクワで開かれたマサルの贈呈式に出席した首相は「マサルが元気にしていることを知りました。秋田の皆さんもマサルの里帰りを楽しみにしています」と語ると、ザギトワ選手も「マサルも里帰りをしたいと楽しみにしています。近く、日本を訪問する機会をつくりたい」と笑顔で応じた。

 続けてザギトワ選手は「一つ問題があります。マサルは非常に飛行機を怖がるので、できれば貨物ではなく一緒に機内に連れ込めたらいいなと思っています」と訴えた。唐突な注文に首相も「あの…、よく相談したいと思います」と苦笑していた。

 首相との面会を終えたザギトワ選手は「少し緊張したけれど、首相が優しく迎えてくれて、楽しい時間を過ごすことができた」と記者団に語った。面会には保存会の会長で日本維新の会の遠藤敬国対委員長も同席した。



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