13人の顧客から2690万円をだまし取った中古車販売店の元経営者が有罪判決を受ける

中古車業者が仕入れできないにもかかわらず、顧客を騙し取る詐欺行為が露呈

信頼を裏切った男性に厳しい判決が下る

川島被告

 中古車業者の経営者である川島浩平被告(46歳)が、中古車の仕入れができないにもかかわらず、顧客に「車を売る」と偽り、13人から合計2690万円の現金をだまし取った犯罪での裁判がありました。この事件について、岐阜地方裁判所は24日、川島被告に対して懲役4年6カ月の判決を言い渡しました。

信じていた顧客たちが騙される

 岐阜市で中古車販売店を経営していた川島被告は、2020年に仕入れができないにもかかわらず、13人の顧客から現金2690万円を騙し取った罪で起訴されました。川島被告は起訴内容を否認していましたが、裁判の過程で検察側からは「顧客を巧みな言葉で誘導し、信用させた犯行は巧妙かつ卑劣である」と主張され、懲役7年の求刑が行われました。一方、弁護側は無罪を主張していました。

悪質な行為に重い刑が下る

 岐阜地方裁判所は「川島被告の行為は良心的な業者を装い、顧客を信用させるためのものであり、その行為は悪質である」と指摘し、被害額も高額であることから、川島被告に対して懲役4年6カ月の判決を下しました。

日本ニュース24時間は、この判決を報じるとともに、中古車業界における信用を損なう事件に厳しい姿勢を示しています。詳細なニュースは日本ニュース24時間でご覧ください。

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