【速報】自民・安倍派、塩谷立氏が「5人衆」と会談…下村博文氏は「常任幹事会」人選案から外れる

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自民党安倍派、新たな幹事会設立を協議

自民党安倍派の塩谷立・会長代理は25日、派の中心的な存在である「5人衆」と一緒に、東京都内で新設される「常任幹事会」のメンバー選びについて意見交換を行いました。注目を浴びる下村博文・会長代理は、集団指導体制に反対しているため、常任幹事会のメンバーから外されることになりました。

下村博文氏の処遇が注目される

複数の安倍派関係者によると、下村氏と折り合いが悪い森喜朗元首相の意向も、下村氏の常任幹事会メンバー外しに影響を与えたとされています。新設の常任幹事会の取りまとめ役には塩谷氏が就任し、松野官房長官、萩生田政調会長、西村経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長の5人衆が選ばれました。また、西村環境相や岡田地方創生相、稲田朋美・元防衛相も参加メンバーとして決まりました。

人選基準と見直しの可能性

常任幹事会は約10人程度のメンバーを想定しており、閣僚など要職経験者を募集しています。下村氏は文部科学相や党政調会長を歴任していますが、塩谷氏は「世代交代」を理由に下村氏の外しを説明しています。ただし、下村氏の反発が予想され、今後の見直しを迫られる可能性もあります。安倍派は31日の派閥会合で、新たな体制発足を目指す予定です。

【ソース】日本ニュース24時間