ロシア捜査当局、プリゴジン氏の死亡を確認 | 日本ニュース24時間

ロシア捜査当局の発表により、プリゴジン氏の死亡が公式に確認される

ロシア連邦捜査委員会は27日、トヴェリ州で発生した飛行機事故で死亡した10人について、DNA鑑定が完了したことを発表しました。この10人の身元は、フライトシートに記載されたリストと一致していることが確認されました。これにより、プリゴジン氏の死亡が公式に確認されたこととなります。

ロシア当局が運行会社に対する刑事訴訟を開始

同機の運行に関わったLLC MNT-Aeroに対して、ロシア当局は「交通安全と航空輸送の運営規則違反」の疑いで刑事訴訟を開始しました。

プリゴジン氏は23日にアフリカからロシアへ帰国し、ワグナーのスタッフと一緒にモスクワからサンクトペテルブルクに向かうために2機のビジネスジェットに分乗しました。プリゴジン氏が搭乗した機体(RA-02795)は、トヴェリ州クジェンキノ村郊外で墜落し、彼の死亡が高い可能性がありましたが、ロシア当局は公式にその事実を発表しました。

出典:Telegram経由

ロシア連邦捜査委員会の発表によれば、「トヴェリ州の飛行機事故で死亡した10人の身元は、フライトシートに記載されたリストと一致している」とのことです。そのリストには、プリゴジン氏の名前も含まれており、彼の死亡が確認されたという意味になります。

墜落の原因はまだ明らかになっていませんが、ロシア当局は「交通安全と航空輸送の運営規則違反」の疑いで、LLC MNT-Aeroに対して刑事訴訟を起こしました。

露メドゥーザによると、プリゴジン氏の死亡はウクライナの犯行に関連している可能性が高いとされています。ワグナーのプリゴジン氏が死亡したか、彼が搭乗したビジネスジェットがロシアで墜落したかが注目されています。また、ベラルーシ大統領の仲介によってワグナーの反乱が収束し、プリゴジン氏も軍務を退いたことが発表されています。さらに、ワグナー部隊がリペツク州エレツを通過し、モスクワまであと340kmとの情報も報じられています。プーチン大統領はワグナーの行動を反逆と認定し、内戦の可能性も指摘されています。露ワグナーは軍事行動を行い、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長の拘束が目的とされています。

※アイキャッチ画像の出典:Следственный комитет Российской Федерации

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