謎の爆発に襲われたロシア軍、クリミア配備の航空戦力を後方に下げる

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ウクライナ国防省情報総局は17日、ロシア軍は一連の爆発後「クリミアに配備されていた航空戦力をクリミアの南端かロシア本土に退避させている」と発表した。

南部方面で戦うウクライナ軍にとっては素晴らしいニュース、ロシア空軍の作戦機が後方に退避

ロシア軍はクリミアについて「HIMARSの射程圏外なので安全地帯だ」と信じていたが、8月にサキ(11日)とグヴァルデイスコエ(16日)にある空軍基地で謎の爆発が発生、これ受けてロシア軍はヘルソン州に近いクリミアの基地から戦闘機やヘリコプターをセバストポリ近郊の基地かロシア本土の基地へ退避させてるらしい。

謎の爆発に襲われたロシア軍、クリミア配備の航空戦力を後方に下げる

出典:Минобороны России

ウクライナ国防省情報総局は「最低でも36機(Su-27、Su-30、Su-34、MiG-31、Ka-27など)が17日までに退避した」と発表しており、退避のため飛行中だったMiG-31で火災が発生して「エンジンとアビオニクスが消失した」と付け加えているが、墜落したのか基地にたどり着いたのかは不明だ。

どちらにしても多発する謎の爆発のせいでロシア空軍の作戦機は後方に退避したため、南部方面で戦うウクライナ軍にとっては素晴らしいニュースと言える。

謎の爆発に襲われたロシア軍、クリミア配備の航空戦力を後方に下げる

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ 謎の爆発が発生したサキ空軍基地の様子

因みにロシア軍は174日間の戦いでSu-25×19機、Su-24×7機、Su-30×12機、Su-35×1機、Su-34×11機、An-26×1機、Mi-8×13機、Mi-24×4機、Mi-35×5機、Mi-28×7機、Ka-52×16機、正体不明のヘリ×6機、OrionUCAV×1機、Orlan-10×74機、Orlan-20×5機、Orlan-30×3機、Eleron-3×12機、Eleron-T28M×1機、Takhion×2機、ZALA 421-16Е2×4機など計212機を失ったことが視覚的に確認されている。

ウクライナ軍発表だとロシア軍は戦闘機233機、ヘリコプター196機、UAV792機を失っており、欧州方面や極東方面の防衛を維持しながら戦うロシア軍にとってウクライナでの損失は決して軽くない。

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※アイキャッチ画像の出典:Oleg Belyakov./CC BY-SA 3.0

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