「観光客の訪問を待ち望むハワイのマウイ島住民たち」

マウイ島住民、観光客の訪問を呼びかける

私たちの大切なマウイ島で大規模な火災が発生し、住民の生活が困難な状況になっています。そこで私たちは、再び観光客に島を訪れてほしいと訴えています。

地元のラジオＤＪ、フォレストさんは最近、ストリーミングショーで「マウイを助ける別の方法は、ここに訪れることです」と述べました。なぜならばマウイ島の経済は観光業に大いに依存しているからです。現在、観光客が遠ざかっていることは問題を悪化させるばかりです。

私たちの島で起きた火災の被害がラハイナで最も大きく報道されましたが、マウイ島の他の美しい地域は未だに無事であり、訪れることができます。

ＮＰＲによると、地域の事業体や自営業者、観光当局は、島全体の75%地域に観光客が戻ってくることを熱望しています。私たちの住民たちは、生計を立てるために再び観光客が足を運んでくれることを願っています。

マウイ島の経済のほとんどは観光業によって支えられています。昨年、観光客がマウイで支出した金額は総額55億ドル（約8000億円）に達しました。年間平均訪問客数は300万人にも及びます。

山火事発生後、特にラハイナを含む西マウイ地域では、経済活動の損失が1日あたり100万ドルを超え、州全体では1日あたり900万ドルにもなると推計されています。

私たちは被害が甚大なラハイナ地域に近づかないように呼びかけています。観光客の訪問には、責任ある態度で来ていただくことが非常に重要です。また、火災現場で立ち止まらず、予約したリゾート周辺の海辺に留まるようお願いします。