富士山が爆発祈る - 処理水“嫌がらせ”の温度差

中国国内と訪日客の違い

野村哲郎農林水産大臣が福島第一原発の処理水を「汚染水」と発言し、後に謝罪を撤回しました。一方で、中国国内からの嫌がらせ電話は続き、その内容も過激化しています。

中国国内のSNSでは「うっかり真相を言ってしまった」「よく分かってる。隠すことはできないね」といった投稿がありました。野村農林水産大臣は、誤った発言をしてしまったものの、その反応はなかなか激しいものになっています。

岸田文雄総理大臣は、中国による日本産水産物の全面的な輸入停止を受けて、中国市場だけに依存しないための緊急支援策を来週初めまでにまとめる方針を示しました。水産業者の経済への影響を最小限に抑えるため、早急な対策が必要とされています。

中国からの迷惑電話は福島県だけでなく、静岡県でも報告されています。電話には日本語ができる中国人がいて、感情的な言葉を投げかけた後に機械音声に切り替わります。このような嫌がらせは富士市役所でも行われており、内容は処理水とは関係のない過激なものです。

先月31日、福島県相馬市を訪れたアメリカのエマニュエル駐日大使は、中国からの嫌がらせに対して「迷惑電話や偽情報は中国の政治的な手段であり、だまされてはいけない」とコメントしました。

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