前原誠司氏、国民民主党離党を否定 代表選で敗れてもブレず「非自民非共産の野党結集貫いていきたい」

国民民主党代表選の結果と前原誠司氏のコメント

前原誠司氏は国民民主党代表選で敗北したものの、非自民非共産の野党結集を貫く意思をブレずに示しています。

代表選の結果

国民民主党の代表選は臨時党大会で行われました。玉木雄一郎代表が前原誠司代表代行を破り、再選されました。投票は国会議員と衆院選公認候補予定者によるもので、地方議員や党員・サポーター票も合算され、総計111ポイントで競われました。最終的な得票は玉木氏が80ポイント、前原氏が31ポイントでした。

前原誠司氏のコメント

前原誠司氏は敗北を受けて、「完敗ですね。勝負は潔く負けを認めなきゃいけませんし、そうでないと次のスタートが切れませんので、現実をしっかり受け止めたいと思います」と述べました。また、記者団からの「これからも国民民主党で活動するのか?」という問いに対し、「もちろんです」と離党を否定しました。

敗因について

前原誠司氏は敗北の敗因について、「すべては私の力不足だと思います。国民民主党は民間産別の皆様方に応援されており、党員・サポーターが多いです。しかし、ひとりも推薦人になってもらえなかったことが大きな理由のひとつだったと思います」と振り返りました。

前原誠司氏の政治姿勢

前原誠司氏は自身の政治姿勢について、「私はノーサイドだと思ってますし、私個人としては非自民非共産の野党結集という立場を貫いていきたい。政策本位での政権交代を目指すと言うことは、私が政治家として大切にしている信念です。私の30年間の国会議員生活では、この信念が変わっていません」と述べました。

与党との協力について

玉木雄一郎氏が主張する与党との協力路線について前原誠司氏は言及し、「反対のための反対ではなく、対案をまとめてそれについては与野党で協議することがあると思います。ただし、それが野党分断や与党の利益を促進することにならないようにしてほしいと思っています」とコメントしました。

自民党との連立について

前原誠司氏は自民党との連立について問われると、「そうなることはないと思います。党の執行部だけで決められることではありませんし、党内の議論を諮る必要があると思います。その際に、私の立場は明確に申し上げます。私は自民党と組むつもりは全くありません」と明言しました。

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