ベラルーシ、国外でのパスポート発行・更新が禁止され、国外避難者は帰国時に摘発の危険性がある

ベラルーシのルカシェンコ大統領がパスポートの国外での発行・更新を禁止

ベラルーシでは、多くの反体制派が外国に逃亡しており、パスポートの更新のために帰国すれば摘発の危険性があるため、ルカシェンコ大統領はベラルーシの在外公館に対し、国外でのパスポート発行・更新を禁止するよう指示しました。

2020年の大統領選挙後の不穏な状況

2020年の大統領選挙でルカシェンコ氏が反体制派を弾圧し、多くの市民が国外に逃れました。そのため、避難先の国でのパスポートの更新ができなくなった場合、不法滞在として扱われる可能性があります。

帰国の危険にさらされる可能性も

一方で、パスポートの更新のために帰国すると摘発される恐れもあります。亡命中の反体制派の指導者、チハノフスカヤ氏はSNSで「自分の安全を最優先に」と呼び掛け、パスポートが失効していても帰国しないよう訴えました。

新しいベラルーシパスポートの準備

また、チハノフスカヤ氏は「新しいベラルーシパスポート」の準備を進めており、パスポートが失効しても避難先の国で滞在できるよう各国と協議していることを明らかにしました。

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参照元リンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/36c9bbc82b2117922f1ad73a4ad57217d1b25073