きょう5日(火)午後9時、日本の南で、台風13号「インニョン」が発生しました。この台風は、関東に接近する可能性があり、気象情報を注意深くチェックする必要があります。
台風13号「インニョン」発生
きょう5日(火)午後9時、日本の南で台風13号「インニョン」が発生しました。この台風の中心気圧は1000hPaで、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。
台風13号は、明日の6日(水)にかけて大東島地方に接近する恐れがあります。その後、予報円の中心を進むと、7日(木)頃には伊豆諸島近海に進み、関東地方に接近する見込みです。
現時点では台風の発達はあまり予想されていませんが、熱帯由来の暖かく湿った空気を運ぶことが予想されています。伊豆諸島では雨や風が強まり、関東地方でも活発な雨雲がかかる可能性があります。
最新の台風情報にはくれぐれも注意してください。
台風の名前
台風13号「インニョン」の名前は、香港が提案したもので、「カモの一種(オシドリ)」を意味しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本を含む14カ国が加盟)があらかじめ準備した140の名前の中から順番につけられます。140番目の台風の後は1番目に戻り、順次繰り返されます。しかし、過去に大きな災害を引き起こした台風などがある場合、加盟国からの要請により、その名前は使用されないように変更されることがあります。
台風の名前は一つ一つ意味を持ち、国際的な協力によって決められることが、今回の台風「インニョン」の例からもわかります。
台風13号の発生による影響にはくれぐれも注意しましょう。
日本気象協会 本社 日直主任
ソースリンク: 日本ニュース24時間