パワハラや不正の実態を明らかにする報道に対し、ビッグモーターが対策として誓約書を通達
ビッグモーターは、中古車販売業を展開する企業であり、社内の情報を外部に漏らさないよう、アルバイト従業員を含む全社員に対し、誓約書の提出を求める通達を出したことがわかった。これまで、社員たちによる報道機関への情報提供によって、社内で行われていたパワハラや不正な販売活動などが次々と明るみに出ていた。
ビッグモーターは取材に対し、全社員に対して、内部システムを通じて誓約書の提出を要求したことを認めた。提出される誓約書には、日付と氏名の記入と押印が求められているという。
関係者によれば、誓約書には「もし違反した場合、法的責任を負い、懲戒処分を受けることに異議はなく、ビッグモーターが被った損害を賠償します」という内容が記載されている。
ビッグモーターは、「一般企業でも社内の情報を外部に漏らさないのは当然のことです。私たちは内部で秘密にすべき情報があるため、その漏洩を防止するための措置を講じているだけです」とコメントしています。
また、ビッグモーターは予定していた福島県の「いわき平塩店」と岐阜県の「大垣店」の出店計画を取りやめたことも明らかにしました。これは、信頼回復のために優先的に取り組むためだとしています。なお、ビッグモーターは過去に記者会見を行い、7月以降、4県で店舗の統廃合を実施しています。
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