立民、強める維新批判 支持率で下回り危機感…

立憲民主党の泉健太代表

立憲民主党が「党首の資質」や2025年大阪・関西万博に照準を当て、日本維新の会への批判を強めています。これまで対政府・与党で一緒に仕事をしていた立憲民主党と日本維新の会は、憲法など基本政策の違いからライバル関係に変わりました。世論調査でも維新の支持率が立憲民主党を上回っており、立憲民主党の攻勢は危機感からくるものと言われています。

泉健太代表の苦言

立憲民主党の泉健太代表は、テレビ番組での発言で維新の馬場伸幸代表の発言に苦言を呈しました。馬場氏は以前、立憲民主党を批判し、「いても日本は何も良くならない」と述べていました。これに対し、泉代表は「頭から他党の存在を否定するような言い方は容認できない」と切り出し、馬場氏の姿勢を問題視しました。

万博への厳しい視線

立憲民主党は、維新の本拠地である大阪で開催される2025年大阪・関西万博にも厳しい視線を向けています。万博の開催が本当に再来年の春に行われるのか疑問視する声があり、「そんなに魅力的な万博のようには聞こえない」との意見も出ています。

万博をめぐっては海外パビリオンの建設遅れなどが問題になっています。立憲民主党は、維新が大阪府市政を担当していることを指摘し、「言い出しっぺなのだから維新の責任だ」と強調しています。

維新の支持率が上回る

産経新聞社とFNNが行った世論調査でも、維新の支持率が立憲民主党を上回る結果となりました。立憲民主党はこの結果に焦りを感じており、維新への攻撃を強めているのかもしれません。

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