ジャニーズ会見、女性記者「4分半質問」物議 同業者「ボクが気を付けているのは『短く簡潔に』」

東山紀之さんの記者会見に登壇した4人

2023年9月7日、ジャニーズ事務所は故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関連して記者会見を行った。この会見で、女性記者が約4分半にも及ぶ質問をしたことが話題となっている。ツイッターでは「女性記者」がトレンド入りしました。質問の長さについては、同業者たちも言及しています。

記者の質問「やっぱり長すぎる」

女性記者は、過去に報じられた内容や新社長である東山紀之さん自身の加害の可能性などについて追及しました。その質問時間は約4分30秒にも及びました。

プロインタビュアーの吉田豪さんは自身のXで、「質問は短く簡潔に」を心がけていると投稿しました。

「記者会見とは別物なのはわかってるんですけど、ボクがインタビューやイベント司会をやる上で気を付けているのは『質問は短く簡潔にする』ってことです。長い質問だと何を聞かれてるのか取材相手もよくわからなくなっちゃうんですよね」

フリーランスライターの畠山理仁さんも、

「記者として質問するときは30秒以内(文字数で150字程度)に収めるよう心がけている。長くても1分(300字程度)。前提条件や状況説明をすると長くなりがちだが、できるだけ削る。質問を受ける方はそんなに集中力がもたない」

と投稿しています。それから、

「自分が質問する場合は短く簡潔にすることを目指している。他の記者の質問が『長いなぁ』と感じることはあるし、『早く質問して』と思うこともある。でも基本は『いろんな記者がいるのが当たり前』だと思っている」

と述べ、「短く簡潔に」ということは彼らが気を付けている方針だとしています。

フリーライターの高橋ユキさんも、女性記者の名前を出して「質問がやっぱり長すぎる」と指摘し、同業者たちもその質問の長さに注目しています。

Xユーザーからも質問の長さについてコメントが寄せられました。

「簡潔にわかりやすく質問してくれないと、記者会見を見ている視聴者は理解できません」「女性記者さんの質問が長すぎて途中で何を言いたいのか分からなかったです。たくさん聞きたいことがあるかもしれませんが、もう少し短くしてほしいです」「いい質問をしていたけれど、やっぱり長すぎました」

参照リンク: 日本ニュース24時間