櫻井翔、「聞いたことがなかった」という人もいたことを明かす

ジャニーズ事務所

日本テレビ系『news zero』のインタビューで、嵐の櫻井翔(41)がジャニーズ事務所の会見について語りました。この会見はジャニーズ事務所が性加害を認めた内容で、大きな注目を集めました。

櫻井は自身が番組MCの有働由美子からインタビューを受け、「この数か月にわたる自分にとって長い緊張が続く話だったので、大きな緊張感を持って、会見頭から見ていました。頭から最後まで見ていて感じたのは生まれ変わっていくというような決意を感じました」と述べました。

ジャニーズ事務所が被害者と向き合っていくことを踏まえ、「これがスタートになるんだというような覚悟も同時に感じています」「ジャニー元社長との精神的な決別というか、今までの価値観を完全に決別して、違う組織になっていくんだという覚悟を感じました」とも話しました。

新体制が伝えられたのは「数日前」で、「メンバーと一緒に実際に会って聞きました」と振り返りました。櫻井自身も性加害問題を知るために「この数か月間、共に時間を過ごした仲間たちを含む何名か、元ジュニアを含む何名かに話を聞いてきました。その中で、『いや、聞いたことがなかった』という人がいたのも事実です。考えた時にうわさを耳にした人もいれば、聞いたことがなかった人もいれば、あるいは当時子どもだったので、耳にしたけどそれの意味することを理解できなかったという子もいたかもしれないと考えています。じゃあ、何ができるのかということをあらためて考え直した時に、今日の会見の中でも『閉鎖的だった』という表現がありましたけど、ジャニーズJr.が活動するにあたり、相談できる大人がいるだとか、その活動を見張るような立場の大人がいるとか、適切に向き合っていくような環境も作らなくてはならないなと思っています」と語りました。

そして、櫻井は今後の事務所に求めることとして、「やはり被害者の方への向き合い」「2度と不祥事が起こらない環境づくりの徹底」とし、自身が所属タレントとしてできることを全力で尽くし、「(ファンに)笑顔になってもらい、(後輩、子どもたちに)背中を見てもらうことかなと思います」と語りました。

この会見では、藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、東山紀之(56)が新社長に就任することも発表されました。東山紀之はジャニー氏による性加害の事実を認めて謝罪し、被害者に対して法を超えた補償も行うと約束しました。ジャニーズ事務所の名称は「変更しない」としていますが、報道陣からは「性加害者の名前を冠にし続けるのは非常識」との指摘もあり、「検討の余地はあります」と言い直しました。

この話題について、櫻井が独自に調査していたという事実が明かされました。彼は最近の数か月間、関係者や元ジュニアたちと話をし、その中で「聞いたことがなかった」という人たちもいたと言います。櫻井自身も当時は子どもだったため、性加害の意味を理解できなかったと述べています。

この問題を踏まえ、櫻井は今後の対応について考え直しました。ジャニーズJr.が活動する際には、相談できる大人や適切な環境を整える必要があると話しています。

最後に、櫻井は自身が所属タレントとしてできることを全力で尽くし、笑顔を届けるとともに、後輩や子どもたちに背中を見せることが重要だと強調しました。

この会見で明らかになった新体制の変更や謝罪の内容については、さまざまな意見が寄せられています。今後のジャニーズ事務所の対応や被害者への向き合い方に注目が集まります。

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