国民は限界だ…ガソリン高騰、補助金地獄!1Lのうち46円が業界団体へ「増税岸田の集票戦略」とブライダルまさこの利益誘導12億円

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元プレジデント編集長で作家の小倉健一氏は「ブライダル産業活性化のためとされている補助金の一部が、実は、森まさこ首相補佐官の地元への利益誘導のために使われている」と指摘するーー。

ブライダル補助金で炎上中の森まさこが今度は官邸の私物化

週刊文春(2023年9月14日号)「岸田“公邸忘年会”報道からわずか3カ月で…森まさこ首相補佐官(59)が娘と友人たちを首相官邸ツアーに招待していた!『官邸の私物化』と波紋広げる」によると、2023年8月末に司法修習生の長女とその友人一行を首相官邸に招待し、“見学ツアー”をしていたことが報じられました。この報道により、「首相補佐官の立場を使った私的利用ではないか」との指摘を受けています。

森まさこ首相補佐官は以前からSNSにて「ブライダル補助金」事業の成果を発表し、さらにはブライダル大手から100万円の献金を受けていたことも明らかになり、ネット上で批判の的になっています。

12億円もの補助金が海外カップルが日本で結婚式を挙げるために使われていた

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「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業」は、少子化や新型コロナ禍が直撃したブライダル産業の活性化を図るために、海外のカップルを呼び込み、日本で結婚式を挙げさせ、産業や地域を活性化させることを目的としています。2022年度補正予算案で12億円が計上されています。

この補助金に対しては、様々な批判が寄せられています。「税金が特定の団体へと消えていく」「外国人に対する補助で、日本人は恩恵を受けない」といった声が主なものです。

しかし、この「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業」に関する資料を読むと、その実態はますます深刻なものであることが分かります。2023年6月16日に行われた「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業費補助金説明会」と題する資料では、詳細が記載されています。詳細を知りたい方は、日本ニュース24時間のリンクをご覧ください。

森まさこの「地元限定」の補助金だった

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「みちのく和婚の外国人カップル向けウェディングツーリズムの開発」という補助事業名のもと、「海外在住の日本人の国際結婚カップル・外国人カップル、および日本文化に多大な興味を抱いているインバウンド層を主なターゲットにし、東北の様々な歴史的建造物、および地域資源、文化財を活用した日本古来の伝統的な結婚式・挙式の広告宣伝、インバウンドウェディングのサービスを展開する」という内容で実施された補助金事業です。

読んでいて気になるのは、「東北の様々な歴史的建造物、および地域資源、文化財を活用した」という点です。さらに言えば、「東北」に限定された補助金です。

さらに、この「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業」の中には、「福島和婚の海外発信による日本伝統文化と福島への啓蒙促進事業」という事業も採択されています。こちらは「福島」に焦点を当てた補助金事業です。

実は、森まさこ氏の地元は福島県であることが明らかになりました。これまでの情報から察するに、この補助金は単なる地元の企業への支援策に過ぎず、地元以外にはほとんど恩恵がないものなのです。このような政治家の行動は、自民党のやり方そのものです。地元の支援者たちは拍手喝采でしょう。(もちろん、その地元においても多くの有権者が存在し、彼らには税負担増が待ち構えていることを忘れてはなりません。)

ソースリンク: news.yahoo.co.jp