宿泊客1582万人で過去最多 平成30年、京都市

[ad_1]

 京都市は平成30年(1~12月)に同市を訪れた観光客の人数や動向を調べた「平成30年 京都観光総合調査」の結果を発表した。自然災害などにより日帰りと宿泊を含めた観光客数は減少したが、外国人を含む宿泊客数が過去最高となり、観光消費額が初めて1兆3千億円を突破した。

 宿泊客数は、世界で最も影響力を持つといわれる米国の大手旅行誌「トラベル+レジャー」の人気都市ランキングで市が7年連続でベスト10入りしたことなどを背景に、外国人が前年比で97万5千人増の450万3千人となり、過去最高を更新。そのため、全体の宿泊客数は同25万人増の1582万人で、2年連続で1500万人を超えた。

 また、観光消費額は宿泊客の飲食代や宿泊費などの消費単価が伸び、3年連続で1兆円を突破して過去最高となった。

 一方、観光客数は5千万人台を維持したものの、相次いだ自然災害や日本人観光客減少の影響で、5275万人と平成27年から3年連続で減った。

 観光客が訪れる地域にも偏りがあり、門川大作市長は「是正していく必要がある」と指摘。違法民泊や市バスと街中の混雑、多くの観光客が訪れる地域でのマナー悪化などの問題に触れたうえで、「必要に応じて条例を制定することも議会と相談し、実効性があるのかについても詳細に検討していく」と話している。(小川恵理子)

[ad_2]

Source link