午前11時半に運転再開した東海道新幹線が再度の運転見合わせです。
JR東海によりますと、静岡駅と浜松駅の間で規制を超える雨が降った影響です。これまで1時間の雨量は、最大133ミリとなっていました。
最新情報では、雨は小康状態になっているということで、確認作業を行った後の再開見込み発表となりそうです。
見合わせ区間 下り:東京―名古屋 上り:新大阪ー東京 午後2時30現在
◆東海道新幹線の運転見合わせ基準
JR東海は、東海道新幹線の運転見合わせを判断する基準として、2025年6月から沿線等に設置した59箇所の雨量計を用いた指標を使っています。
〇短時間の雨の影響:1時間雨量が60ミリ以上を規制値とし、集中して降った雨による盛り土の表層侵食や、線路冠水のリスクを避ける。
〇長時間の雨の影響:土壌雨量(雨が土中にしみこみ、たまった水分量の数値)を用いて、長時間の雨による法面崩壊発生のリスクを避ける。これまでは一律規制値だったものを、設置した雨量計の場所ごとに、過去の経験雨量を基にした規制値を算出している。