青葉被告、盗作主張に変化の兆し 京アニに対する心情明らかに

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京都アニメーション放火殺人事件の裁判が進行中です。被告である青葉真司氏(45)は、事件発生当時に警察によって確保される際、「(京アニが)自分の小説を盗んだからやった」と話していました。ところが、最近の裁判で、青葉被告は盗作されたとの主張について具体的な理由を述べ、自身が盗作されたと再度主張しました。

青葉被告の主張

被告人質問の中で、青葉被告は自身が執筆した小説と京アニが制作したアニメ作品の中で、登場人物のセリフやシーンが酷似していると主張しました。これまでにはなかった盗作の具体的な部分を提示した青葉被告は、「(盗作されたと)考えざるをえない」と述べました。

京アニへの心情の変化

一方、京アニ側は盗作の主張を否定していますが、青葉被告の心情に少しずつ変化が現れ始めています。事件発生当初、青葉被告は京アニの作品に感銘を受け、京アニを憧れの存在としていました。しかし、最近の裁判ではその感情が変わり、京アニに対する恨みのような感情が浮かび上がってきています。

弁護側の質問と今後の展開

被告人質問はまだ終わっておらず、今後も続きます。事件の経緯についてさらなる質問が行われる予定です。

この裁判は、京都アニメーションだけでなくアニメ業界や著作権にも大きな影響を与えています。盗作の真相は明らかにされるのでしょうか。裁判の進展に注目が集まっています。

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