みなさん、こんにちは!日本ニュース24時間です。今日は、群馬県みなかみ町で起きている異常な出来事についてお伝えします。外来種のブラックバスが勝手に放流され、釣り禁止の池に釣り人が柵を越えて入ってきているのだとか!どうしてこうなってしまったのでしょう?
ブラックバスの大好物ザリガニと「セット放流」している?
先日、NPO法人「生態工房」がツイッターでこの問題を報告しました。生態工房では、地元の承諾を得て、池の水を抜いてブラックバスを駆除する「かいぼり」を行っているそうです。しかし、その努力も虚しく、再び釣り人が池に入ってきてしまったのです。
なぜこんなことが起きているのでしょうか?実は、みなかみ町にはたくさんのため池があり、その半数以上にブラックバスが生息しているのです。生態工房では、在来種が駆逐され、池の生物多様性が失われていることを憂慮しています。そのため、順次かいぼりを進めていく予定なのだそうです。
また、ブラックバスがたくさん生息しているため池には、アメリカザリガニも生息しているのだとか。なんと、ブラックバスがいないとザリガニもいないのです!バスが食べるエサを提供するために、ザリガニやブルーギルと一緒に放流されることがあるのだそうです。ザリガニはバスの大好物なんですね。工房の佐藤事務局長は、わざわざ一緒に放流された可能性もあると話しています。
この異常な状況を解決するために、地元の方々と一緒に行動する生態工房の姿勢には感心します。みんなで協力して、池の生態系を守っていきましょう!
それでは、今回のニュースはここまでです。日本ニュース24時間をご覧いただき、ありがとうございました。
※この記事は日本ニュース24時間のオリジナルコンテンツです。
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