ファン2,000人退会!ガーシー被告の暴露動画による影響について、綾野さんの事務所会長が語る

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元参院議員であるガーシーこと東谷義和被告(51)の初公判が行われました。その公判で、綾野さんの事務所会長がガーシー被告の暴露動画による影響について証言しました。

ガーシー被告のYouTubeチャンネル凍結後、動画配信サイトを開設

ガーシー被告は昨年7月ごろに自身のYouTubeチャンネルが凍結された後、新たに動画配信サイトを開設しました。このサイトには約2万人のファンが参加していたそうです。

収益の受け取り口座には、被告と妹の名義が使われていた

被告の妹の供述調書によると、動画の収益の受け取りには、被告名義の口座と妹名義の口座が使用されていたとされています。複数回に分けて入金が行われていたとのことです。

著書の印税や給料・交通費も受け取っていた

被告は昨年8月に著書『死なばもろとも』を発売し、本人口座に962万円の印税が振り込まれました。さらに、参院議員としても給料や文書交通費が入金されていたそうです。こうした費用は計1千万円を超えると言われています。

綾野剛さんの供述調書によると…

続いて、綾野剛さんの供述調書も読み上げられました。綾野さんは被害に至る経緯などについて説明しました。検察官は、「CMスポンサーを打ち切られたり、冷たい目で見られたりして、精神が崩壊する寸前でした」「マネジャーも冷たい目で見られ、身が引き裂かれる思いでした」と述べています。

綾野さんは被告の行為について、「被告は自己中心的で狂っていると思いました。なぜ苦しまなくてはいけないのか、怒りが沸き上がってきました」と語っています。

ジュエリーデザイナーの男性も被告に遭った

被害に遭ったジュエリーデザイナーの男性の供述調書も読み上げられました。男性も警視庁に告訴状を提出しており、その事実を知った被告は「よう考えろ、カス、お前」と発言したとされています。男性は告訴することで友人たちにも迷惑がかかるのではないかと考えていたと話しています。

綾野さんの所属事務所会長も証言

さらに、綾野さんの所属事務所の会長も供述調書を読み上げました。会長は平成27年に被告と出会い、被告を必要な存在と認識していたと述べました。しかし、被告が暴露行為を始めたことで、綾野さんや事務所は損害を受けました。会長は、「(綾野)剛の表情から、憔悴(しょうすい)しきっていることが分かりました」「剛の広告出演契約は5千万円だったが、1,500万円を返却することになりました。ファンクラブは2千人程度が退会しました」と語っています。

被告の行為によって、事務所には1億円以上の損害が生じたとのことです。会長は被告に対して、「今まで感じたことのない怒りを感じている。危険かつ悪質な行為であることを自覚してほしい」と訴えました。

公判はこの日、午後2時55分に閉廷しました。次回の公判は10月30日に行われる予定で、弁護側の立証が行われる予定です。

ソースリンク: 日本ニュース24時間