小泉氏演説に化石賞 日本2回目、脱石炭示さず

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COP25の閣僚級会合で演説する小泉環境相=11日、マドリード(環境省提供)

COP25の閣僚級会合で演説する小泉環境相=11日、マドリード(環境省提供)

 世界の環境団体でつくる「気候行動ネットワーク」は11日、地球温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に日本とブラジルを選んだと発表した。小泉進次郎環境相が同日の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の演説で、脱石炭など意欲的な姿勢を示さなかったのが理由。2日に始まった会議で2回目の受賞となった。

 化石賞は環境団体が各国の発言内容をチェックして、ほぼ毎日発表している。1回目は梶山弘志経済産業相が国内での会見で、石炭火力発電の利用を続ける方針を示したのが理由だが、今回COP25に参加した小泉氏も脱石炭に踏み出す姿勢を示さなかったことで、改めて厳しい目が向けられた。(共同)

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