クアッド外相会合、日本で開催へ 日米豪印、現状変更に異議

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上川陽子外相が22日(日本時間同)に初めて参加した、日本、米国、オーストラリア、インドによるクアッド外相会合について報告します。4カ国は一方的な現状変更やその試みに反対の立場を示し、来年日本での外相会合の開催が合意されました。

国際法順守の重要性を強調

クアッド外相会合では、東・南シナ海での国際法順守の重要性が強調されました。その上で、インド太平洋地域の自由と開かれた状況を実現するための協力を進めることが確認されました。会合には、ブリンケン米国務長官、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相も参加しました。

インドの役割と狙い

インドは、中国やロシアを含む新興5カ国(BRICS)の枠組みにも参加しています。ロシアのウクライナ侵攻や中国の覇権主義的な行動が続く中、インドは一方的な現状変更を許さない立場を取っています。そうした立場を共有するため、上川外相はジャイシャンカル外相との個別会談も行いました。

以上が、クアッド外相会合に関する最新情報です。日本ニュース24時間では、今後も注目のニュースをお伝えします。


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