米国産「獺祭」25日発売 世界展開へ重要な一歩 山口・旭酒造

山口県岩国市に拠点を置く旭酒造は、世界的に人気のある日本酒「獺祭」で知られる酒造メーカーです。この度、同社はアメリカ東部のニューヨーク州にある初の海外酒蔵で醸造する米国ブランド、「獺祭ブルー」を25日から同州で発売することを発表いたしました。

この米国で生産される第1号商品の市場投入により、世界展開を本格化させるための重要な一歩を踏み出すこととなります。

日本の酒文化が世界へ広がる

獺祭ブルー

「獺祭ブルー」は、純米大吟醸酒「タイプ50(720ミリリットル)」として販売されます。希望小売価格は34.99ドル(約5200円)となっており、小売店での販売だけでなく、レストランでも提供される予定です。旭酒造の桜井博志会長は、「これまでの獺祭とは異なる」と語り、軽やかな味わいが特徴となる獺祭ブルーに自信を示しています。

原料には、米国産を厳選し、ニューヨークの水を使用しています。また、高級酒の原料米である「山田錦」については、年末から南部アーカンソー州産のものを使用する予定です。

日本の酒の魅力を世界へ届ける

この新たな取り組みにより、旭酒造は日本の酒文化を世界に広めることへの貢献を目指しています。獺祭ブルーの発売により、日本酒がますます世界的な知名度を高め、多くの人々に楽しまれることでしょう。

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