「季節外れ」のインフルエンザが名古屋市内で流行中!学校閉鎖が相次ぐ

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こんにちは、みなさん!最近、名古屋市内でインフルエンザの流行が報じられています。中高生を中心に広がっているこの「季節外れ」のインフルエンザは、異常なスピードで広まっているようです。今回は、その原因と対策についてお話しします。

8月末から感染者増加! “季節はずれ”のインフルエンザ

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まずは、なぜこの時期にインフルエンザが流行しているのでしょうか?名古屋市中川区の「佐藤あつしクリニック」の佐藤温医師によると、「医師になって以来、9月にインフルエンザがこれだけ出てるなんて初めての経験。異常な感じを受けます」とのことです。例年、インフルエンザは11月中旬から流行するのですが、今年は8月末から急速に患者数が増加しているのです。

その原因のひとつとして挙げられるのが、人々のマスク離れです。佐藤医師は、「コロナが5類に変わってから、皆さん安心してマスクをとって日常生活を楽しんでいらっしゃるので、どうしてもその影響が出てしまっている」と話しています。

さらに、インフルエンザの抗原検査のキットが不足していることも懸念されています。佐藤医師は、「実はインフルエンザの抗原検査のキットが不足し始めていて、薬品の卸会社さんから購入制限が出てきている。まだそこまではないが、考えながら検査してる」と述べています。

名古屋市の中学・高校で学級閉鎖が相次ぐ

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名古屋市では中学校や高校で学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。特に、直近で学校祭が行われた学校で感染が拡大しているようです。先ほどご紹介した佐藤医師も、「(中高生の患者さんから)問診してみると、文化祭や体育祭が終わってから発症してるという人が非常に多い」と話しています。

また、今年8月からの東南アジア・南アジアでのインフルエンザ流行も原因のひとつとして予想されています。海外渡航者の増加によって、感染が広がった可能性が考えられるのです。

以上が、名古屋市での「季節外れ」のインフルエンザの現状です。みなさんも、予防対策をしっかりと行いましょう。手洗いやマスクの着用など、基本的なことから始めましょう。詳しい情報は日本ニュース24時間をチェックしてください。

記事元:Yahoo!ニュース