インドのアフガン大使館が閉鎖 「支援が得られず、人員も不足」

インドのアフガン大使館

日本ニュース24時間より提供

インドにあるアフガニスタン大使館が、支援が得られず人員も不足しているため、閉鎖することを発表しました。アフガニスタン国民の期待に応えられなかったとの理由で、業務停止と閉鎖が行われます。

閉鎖の背景と理由

アフガニスタン大使館は、ニューデリーに位置しており、SNS上での声明により、緊急時の対応以外の業務を停止し、閉鎖することが明らかにされました。

閉鎖の理由として、インド政府からの外交的な支援が得られず、人員と資金が不足したため、適切な業務を継続できなくなったと説明されています。正当な政府の存在しないアフガニスタンにおける国民の期待に応えることができなかったため、この困難な決断が下されたとのことです。

2021年には、イスラム主義組織・タリバンが政権を握る前の時代に、外交官が任命され、大使館は運営されていました。

インド政府の立場とアフガニスタンメディアの報道

インドは、他の国々と同様にタリバン暫定政権の承認を行っていません。しかし、アフガニスタンのメディアは、インド政府がタリバンとの関係構築を試みており、大使館への支援を縮小していると報じています。

この関係構築の試みにもかかわらず、アフガニスタン国内での政情が不安定な状況となっており、インド政府は大使館の運営に十分な支援を提供することができなくなりました。

以上が、インドにあるアフガニスタン大使館の閉鎖についての最新情報です。国際情勢の変動に伴い、各国の外交関係も大きく変化していることがうかがえます。

参照リンク: Yahoo!ニュース