“朝食が体内時計を整える?管理栄養士が解説!痩せたい人のための食事術”

朝、目覚めた後の最初の食事は、私たちの体にとって非常に重要です。管理栄養士の道江美貴子さんは、体内時計を利用した食事術についての解説を行いました。彼女は、ラジオ番組「上柳昌彦 あさぼらけ」にゲスト出演し、体内時計と食事の関係性、太りやすい4時間についての注意点などを教えてくれました。

朝食が「体内時計」を整える

体内時計による食事術について話し始める道江さん。彼女の著書「結局、これを食べるが勝ち」には、「いつ、何を食べるか、時間栄養学を味方につけよう――」と書かれていますが、この「時間栄養学」とは一体何でしょうか?

道江さんによると、時間栄養学は、「食べる時間によって体に与える影響が異なる」ということを研究している栄養学の一分野だそうです。

人間の体の中には体内時計があり、1日は24時間とされています。しかし、実際には人間の体のリズムは24時間よりも少し長いと言われています。そのため、体内時計は私たちの体を24時間のリズムに整えてくれるのです。

最近の研究では、時間と人間の体の働きがどれほど密接に関連しているかが分かってきました。例えば、同じものを食べても、朝に食べるか夜に食べるかで体への影響が異なるそうです。朝は何を食べればいいのか、夜は何時までに食べれば健康的なのか、時間栄養学から多くの情報が得られているのです。

朝食は大切!

上柳アナウンサーが食べ方について質問すると、道江さんは時間栄養学的な観点から朝食の重要性を強調します。朝食を食べることで、体内時計がリセットされることが分かっているそうです。朝食を抜いてしまう人も多いですが、道江さんは「コーヒー1杯だけでもいいから飲んだ方がいい」と考えています。

食事をすることで体内時計を整える。朝ごはんはそのきっかけ作りのために欠かせないのです。

体内時計を意識して食事をすることは、痩せたい人にも非常に有効です。正しい食事のタイミングを知ることで、無駄なカロリー摂取を抑えることができます。また、朝食を摂ることで代謝も上がり、一日を活発にスタートすることができます。

体内時計を考慮した食事については、自分の生活習慣に合わせて取り入れてみてください。その際には、管理栄養士の道江美貴子さんのアドバイスを参考にすると良いでしょう。

この記事の情報源:日本ニュース24時間