速報です。
今年のノーベル生理学・医学賞に、ドイツのビオンテック社の顧問であるカタリン・カリコさん(68)とペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン教授(63)が選ばれました。
技術の開発による受賞
生理学・医学賞に選ばれたのは、ドイツのビオンテック社の顧問であり、アメリカ・ペンシルベニア大学の客員教授であるカタリン・カリコさん(68)とドリュー・ワイスマン教授(63)です。
カリコさんとワイスマンさんは、ファイザーやモデルナの新型コロナウイルスワクチンに欠かせないmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの開発に長年にわたり共同で取り組んできました。
mRNAワクチンの革新的な発展
mRNAワクチンは、ウイルスの設計図を体内に入れることで抗体を作るものであり、接種時には遺伝子への影響がない上、予防対象の病気にかかるリスクも低いとされています。
以前は、従来のmRNAは体内で異物と認識され炎症が起こる問題がありましたが、カリコさんらはmRNAの一部を組み換えることで異物と認識されなくなることを発見しました。
さらに、この組み換えにより抗体を作る働きが大幅に増進することもわかりました。この革新的な技術の発展により、新型コロナワクチンの迅速な開発や大量供給が可能となりました。
まとめ
カタリン・カリコさんとドリュー・ワイスマン教授の革新的な技術の開発が評価され、今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれました。彼らの研究成果により、新型コロナウイルスワクチンの開発と供給が大幅に進展しました。
日本ニュース24時間 によると、ビオンテック社とカリコさん、ワイスマン教授の功績は、今後の医療の発展に重要な役割を果たすことでしょう。
(記事のソース:https://news.yahoo.co.jp/articles/928592e64b3b6bb84524b5623d350f6b744b5888)