中国の習近平氏、沖縄に関心…玉城デニー知事と会談し「特別な役割を果たして」

中国の習近平氏が沖縄に注目していることが明らかになりました。中国の駐日大使である呉江浩氏と、沖縄県の玉城デニー知事が会談しました。「特別な役割を果たしていただきたい」と玉城氏に訴えた習近平氏の関心について、詳しく見ていきましょう。

中国の習近平氏、沖縄に関心を寄せる

中国の呉江浩駐日大使は、福建省福州市での勤務経験がある習近平国家主席が沖縄との関係に興味を持っていることを語りました。さらに、「(両国は)いろいろと複雑な事情があるが、沖縄ならではの特別な役割を果たしていただきたい」と述べ、玉城デニー知事に働きかけました。

沖縄の地域外交の重要性

玉城デニー知事は、自身が姉妹関係にある福建省などを訪問した経験を踏まえ、「沖縄の地域外交を国と国の関係をサポートするものにしていきたい」と述べました。習近平氏の関心を受けて、沖縄が特別な役割を果たすことが期待されています。

要望書を手渡す県議会議長

一方、県議会議長の赤嶺昇氏は、5日に呉江浩大使と会談し、中国船の尖閣諸島周辺海域への領海侵入などへの懸念を表明する要望書を手渡しました。しかし、玉城デニー知事は同様の要望をしなかったようです。

中国の習近平氏の沖縄に対する関心が高まる中、沖縄県は地域外交の重要性を認識し、特別な役割を果たすことを目指しています。今後の展開に注目です。

玉城知事と呉大使の会談風景

ソースリンク:日本ニュース24時間