古屋圭司氏のインタビュー動画を見ました。
ツイッターでは見る価値なしというツイートが多かったのですが、念の為見てみました。書き起こしではなく、抜粋になります。古屋氏についての疑念はほとんど払拭されませんでした。作る必要のないものをなぜ作ったのかの疑問は解けませんでした。
それよりも、一番気になったのは、古屋氏が何度も「この法案は成立するかはわからない。審議に入るかどうかわからない」と成立の可能性が低いとの発言をしていたことです。(下記、赤字部分)
法案の説明をする前段で必ずと言っていいほど、「法案が審議されるかはわからない」とひとこと挟んでいました。
議員立法は審議が後回しになり、廃案になる可能性が高いと、産経とテレ朝日も報道していたので、もしかしたらその方向で動いているのかもしれません。そうなることを切に願います。青文字はTNWの独り言です(TNW)
古屋圭司氏インタビュー:小川榮太郎氏のyoutubeより
古屋氏「正しく日本で理解されていないので、特命委員会を作って当事者や非当事者が等しく守られる社会を作る。安倍さんは理念法には理解を示していた。
自民党はこういうケースは何度もあった。執行部が決めていた。郵政改革法案、侃侃諤諤の議論があったが執行部が強行した。総務会は全会一致が原則だが、反対派は席を立つ」
小川氏「自民党の慣行は、政治のプロなら知っている。民主主義ルールを破壊してはいない」
古屋氏「高鳥さんや和田さんとも話した。彼らは総務会にもオブザーバーで出席したが発言は一切なかった。お互いも多様性を認めましょうというのは自民党の原点。彼らは思うことがあると思うが、グッと抑えていく。」(総務会ではお二人の発言権はないのでは?その前の部会の件は?)
小川氏「性自認と性同一性は、安倍さんもこれを言っていたが、社会不安、女風呂などのスペースに入ってこないか、利権の巣窟になるのではとの不安については?公金ちゅーちゅーにならないか、LGBTの教育の懸念。
古屋氏「性同一性はH15年の特例法で書いてある。法律的な根拠のないものは使わない。性同一性はそういうことだ(特例法に書いてあることを意味する)」
(古屋氏は法案の性同一性は下記法案の性同一性障害だと言ってます)
平成十五年法律第百十一号 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律
第二条 この法律において「性同一性障害者」とは、生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別(以下「他の性別」という。)であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者であって、そのことについてその診断を的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断が一致しているものをいう。👉(ソース)
小川氏「その性同一性障害のうち、今回障害をとってしまってこの2つがひも付けられるのか」
古屋氏「法制局ともあれしてますけど、同義語と解釈できる。裁判でなったとしてもクリアできる」
(だったらそう書くべきでは?というか、性同一性障害でいいのでは。ちなみに反対派の方々は、「推進派は性同一性の定義は一切ぼかして答えなかった」と言っているが?)
小川氏「本人の自覚と共に医師2人が診断するもの。性同一性障害と完全にひも付けになるのなら大きな肝になる。立民にとっては融通の効きそうな法文だが乗らず、独自案を出すと?」
古屋氏「(立民は)もう出した。これはもう政調会の範疇を超えた。国会対策でこれを審議するかは、国会対策委員会の中で決めていく話しなので。国会対策委員会は独自の世界なのでふっふっふ」
小川氏「審議に入らないとしても、今後こういう問題が再び出てくることがあり得る。性同一性障害とこの法律の定義の関連づけを本当は法律の中でやっておくべきではないか?」
古屋氏「そこまでね、関連性とか書いている法律はない。答弁の中で明らかにしていく。国会答弁は極めて重いですから。仮に将来何らかの訴訟があれば国会答弁が重要なファクターになる」
(なんでそこに固執する?なぜわざわざ一番大事な部分を国会答弁に委ねる?今回こそ関連付けを書くべきでしょ。ひとことで足りるだろ。それに訴訟はありえないって言ってたんじゃないの?)
古屋氏「今だけ女性が風呂に入ってこないかの点は、よく疑念点は言われるが、この法案があってもなくても対応は変わらない。公衆浴場法があって、風紀を乱してはいけないと書いてある。
刑法で不法侵入は対応できる。理解増進法ができたとしても対応は変わらない。理解増進法だから新たな義務とか行為を規制するものではない。そういう人たちが入ってきた時は現行法で対応する。男湯に入ってもらうのは、公衆浴場法の風紀によって、浴場の経営者に義務付けられている。
(法律に書いてあれば法を犯す人がいないとでも?現行法で対処する当たり前。そもそも、反対派が懸念しているのはそこではなく、犯罪が増えることを危惧している。実際欧米ではそうなっている)
(経営者の義務って、いちいち経営者がちんちんあるかどうか一人一人見るのかよ!品川のトラブル知らんのか)
小川氏「努力義務がかなり細かい、現場が萎縮し利権に結びつくのでは」
古屋氏「あり得ます。だからこそ、政省令から通達まで徹底的に特命委員会でフォローアップしないとだめだねと、新藤さんと萩生田さんと意見が一致している。学術研究の人選もしっかりとチェックする。仮に法律が通ったらの話ですけど、それはなかなか難しい気がしますけど、それはやります」
(あり得るのかよ)
小川氏「私としては努力義務というよりは、社会規範の記述にとどめる選択はなかったのか。中道の読売も懸念を示している。努力義務を書き込まれている段階で、監視をしても監視をする膨大なエネルギーがかかる。最小限の記述が望ましいと思うが?」
古屋氏「相当文章を短くした。抑制的に書いた。この法案は理念法であり、実施法ではない。これから何をしていくかを議論する。議論に入るかどうかわからない。(ひとことでも入ったら縛られるでしょ)
小川氏「しつこいようだが、学校教育とか企業とか言葉が入る以上、日本社会の弱点でもありコロナもそうだが、風評だけである方向に固まってしまう。普段は何でもない、何か事件が起こるとします。同性愛者差別的な。そうすると企業の責任が問われる。他の企業もものすごい予防線が張られ、過剰な反応が法律の条文があると起こりうるでしょ?」
古屋氏「いろんな事件はこの法案があってもなくても起こる。この法案があったからといって対応は変わらない。企業は企業の責任で対応すべき。性教育もまともなことはできてないのにどうするんだということは、もっともだが、心身の発達段階に応じて対応するとガイドラインを書いてあるので、一部の過激な過激なグループが学校入ってくることはできないし、むしろそういうことがあったら、我々立法側が趣旨と違うんだからと人選をしていく。この法律が仮にできなかったとしても、成立しなかったとしても、そういうチェックは我々立法府の責任としてやっていく。反省込めて、男女共同参画基本法のときにチェックしていなかった。
(そもそもそんなもの書かなきゃ終わりでしょ。)
小川氏「勘違いしないでほしい。古屋さんだけがチェックしなかったのではなく、チェックしなかったの総本山は安倍さんです。安倍さんが亡くなった後、いいことはみんな安倍さんで岸田さんはダメみたいな。今回も顕著、古屋さん、新藤さん、萩生田さん、安倍さんだったらこうだったのに。保守って実質的に支えてくれる保守はいないよ。どうするんですか?世の中高市さんだけで持ってるんですか?高市さんは尊敬していますけど」
(安倍元総理の話しは出すべきではなかった)
古屋氏「法律作る時は真剣に議論する。権限のない野党や左巻きの連中はそれを悪用する。それをさせちゃダメ。こういう機微に触れる法律はなおさら。」
(だったら法案出すべきではないでしょ)
小川氏「この法案の行方はわかりません」
古屋氏「(法案の行方は)わからない。仮に審議されることになったら徹底的にやる」
古屋氏「総理が指示を出すとしたら政調会であり、岩屋氏や稲田氏には出してない」
小川氏「古屋氏や新藤氏に総理から指示があったか」
古屋氏「メッセージを出したいという趣旨は聞いたことがある」
ソースは👉こちら「LGBT 法案、渦中の古屋議員に小川榮太郎が訊く!」
ネットの声
ツイッター上のコメント
平井宏治氏「こういう時に、その人の本性が現れますね」
初めからイラッとしちゃいました!性同一性と性同一性障害が同義とかいうならわざわざ言葉を変える必要ないじゃん!
「政治のプロセスを知ってる人は皆わかってる」は、素人は黙っとけ、に聞こえます
火消しをしようとしてたのか分かりませんが、却って火に油ならぬ火にガソリンを注いでる
自民党に対して堪忍袋の尾が切れた…
多数決じゃなかったら民主主義じゃないし、議論する意味もない。ただの総裁の独裁政党やん。
youtube上のコメント(いいねが三桁以上のコメント抜粋)
俄かに議論してないのであれば、こんなに強引に部会を通す必要はないわけですよね。内容もこのままでは、女性や子供を守るものでは無いのは明らかで、片山さつきさんも反対派でした。慌てる必要は無かったのに、何故、慌てたのですか?岸田さんが、サミットで、日本はもともと差別はない文化であり、LGBT法案は必要ない事を堂々と述べれば良いじゃ無いですか。エマニュエル大使の内政干渉に押し切られたとしか見えない事にも怒りを感じます。
全部、拝見しました。LGBT法案が抑止力になるという考え方は新たな視点にはなりましたが、それでも、LGBT法案の必要性は感じませんでした。
国会で法律を作っても実際に運用するのは地方自治体です。左翼が優勢な地方自治体では国会で想定しなかった条例を作ったり運用されることはヘイト法などの例を見れば明らかなことではないか。そういう意味では「理念法」というのが危ない。そのような危ない法律は頑として作らないのが正解だと思う。欧米と我が国とで文化的な背景が異なることに起因する差異はお互いに認め合うのが多様性の尊重ではないか。
平場の部会で反対派が大いにも関わらず、執行具が一任。何を言っても駄目。小川さんも古屋さんに聞く以上、反対派の意見を聞くべきです。高鳥センセは全く違うことを言ってますよ。高鳥センセは安倍元総理に一番近い議員です。安倍元総理の名前を出さないで欲しい。
言い訳のように安倍さんの名前を出すのは辞めて下さい。その事が1番腹立たしいです。
「安倍さんは、、」と言いますが、安倍さんはこんな拙速に審議を進めることを認めるのでしょうか?過去にも、、と言いますが、それと今回を同じくように語るのは違うと思います。
いろいろ言い訳されてますが何も響かない。事件は現場ですでに起きてます。こんな悪法が日本に必要ですか?アメリカさんに言われたんですか。