ジャニーズ「指名NG記者」は元博報堂社員か 「俺しかいない」本人が察した、会見直前の「異変」

ジャニーズ事務所会見

ジャニーズ事務所の元博報堂社員で著述家の本間龍さんが、故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐるジャニーズ事務所の記者会見について独自の見解を述べました。「NG記者リスト」の存在が判明した瞬間、本間さんは状況の異変を察知したのです。

「指名NG記者」だとされる元博報堂社員

本間さんは9月7日のジャニーズ事務所の会見にも参加していました。当時、ジャニーズ事務所が社名存続を示唆していたことに対し、本間さんは「『ヒトラー株式会社』や『スターリン株式会社』のようなものは存在しないはずです」と批判したことが物議を醸しました。

「これは致命的だよ」

NHKなどの報道によると、会見では「NGリスト」と呼ばれるリストが作成され、記者の氏名や写真、座席の配置などが記載されていたといいます。

この疑惑に対し、ジャニーズ事務所は「特定の人物を指名するような失礼な要求は一切していません」という声明を発表し、関与を否定しました。一方、会見の運営を担当した外資系コンサルティング会社は、「円滑な運営のために作成し、スタッフ間で共有した」と認め、謝罪しました。

このような中、本間さんはYouTubeチャンネル「一月万冊」の動画に出演し、「NG記者リスト」に掲載された写真を確認します。すると、自身のプロフィール写真と酷似していることに気づき、「もう明らかなんだよ。バックがグリーンだし」と指摘します。「このやつ(写真)は一人しかいない」「俺しかいないだろうな」と苦笑いしながら、「これは致命的だよね」と辛口コメントを述べました。

会見場のスタッフのほとんどが「学生のバイト」

さらに、本間さんは会見当日の様子を振り返りながら、会場で実務を行っていたスタッフの中に、運営会社の社員と思われる人物がいたものの、それ以外のスタッフはほとんどが学生のバイトだったと明かしました。

「学生のバイトたちはNGリストが配られることについて『なんか変なものが配られてるな』としか思わなかったんだよ。しかも、不注意でリストを持ち運んでいて、NHKのカメラに映ってしまったようなんだ」

と推測する本間さん。また、本間さんが受付で対応をしていた女性スタッフについても言及しています。「僕の名前をリストを見なくても知っていた」と、女性スタッフがNGリストに掲載されている顔写真を見ていたことに対し、驚きを隠せませんでした。「よく考えてみると、名刺を2枚出さなければならないのに、その女の子、慌てたのか。『本間さん、ありがとうございます』と言って、プレスのカードだけをもらって名刺を出さなかったんだ」と振り返りました。

ジャニーズ事務所の会見で起きた「NG記者リスト」の騒動は、これで終わりではなさそうです。引き続き注目が集まるでしょう。

[参照元](日本ニュース24時間)[https://jp24h.com]