ジャニーズタレント「町ぶら」ロケが困難になり、来年以降のテレビ起用も厳しいかもしれない

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ジャニーズ事務所は、創業者の性加害問題を認め、マネジメント業務を撤退しました。新たに「SMILE-UP.」として補償業務に専念することになり、所属タレントは新会社とエージェント契約を結びます。しかし、以前の状況に戻ることは簡単ではありません。

社名変更とマネジメント業務の分離

2日の会見で発表された社名変更とマネジメント業務の分離は、テレビ各局からも要望がありました。新会社の社長には少年隊の東山紀之さん(57歳)、副社長には元V6の井ノ原快彦さん(47歳)が就任しました。

在阪放送関係者によると、「スポンサー離れが進んだことは言うまでもありません。性加害を認めた上で、現状の社名や株主構成を維持したことに反感を抱いたからです。そのため、騒動以降もテレビ各局はタレント起用に対して厳しい姿勢を示すようになりました」とのことです。

現時点ではまだ大きな影響は見られませんが、来年1月以降のテレビ起用は厳しくなると予想されています。さらに、バラエティ番組の収録現場にも影響が出ているそうです。

ロケ収録の困難さ

実際には、ロケ収録などに支障が出ているようです。特に関西では、ジャニーズJr.のタレントと女性タレントが町ぶらをするようなロケが多かったのですが、最近は難しくなってきているとのことです。まず、ジャニーズのタレントを町中で立たせることが難しいのです。以前であれば人気者であるために騒ぎになることを避けなければなりませんでしたが、現在はジャニーズへの批判からも避けなければなりません。町ぶらロケはタレントを矢面に立たせる恐れもあるため、緩やかなジャニーズ外しとも言えるのです。

また、スポンサー離れもロケを難しくしています。スタジオならまだスポンサーに気をつけることができますが、ロケではすべてに目を光らせるのは難しいのです。さまざまなことに注意を払うぐらいなら、やらないほうが良いという判断になるのです。

まとめ

ジャニーズ事務所の性加害問題により、テレビのジャニーズタレント起用には厳しい状況が続いています。特に町ぶらロケの難しさやスポンサー離れにより、来年以降のテレビ起用はさらに厳しくなると見られています。このような事態に陥っているのはタレント本人たちには罪はないものの、避けられない現実です。

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