先日、韓国関税庁が身体の一部を描写したリアルドールの通関を許可したことが明らかになりました。この許可以降、全身型のリアルドールを含む1000体以上が輸入されたことが判明しました。
関税庁の指針によると、リアルドールの輸入件数が増加中
国会企画財政委員会の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)議員が入手した情報によると、昨年6月末以降に身体一部型リアルドールの通関を許容する指針が施行されて以降、リアルドールの輸入件数は1005件に上りました。その内訳は全身型製品が270件、身体一部型製品が735件です。
従来、関税庁は成人用品のリアルドールをわいせつ物と見なし、国内の通関を保留していました。しかし、大法院(最高裁)は「人の尊厳性と価値を深刻に毀損・歪曲したと断定することはできない」として、輸入通関保留処分を違法と判断しました。
未成年のリアルドールに対する基準と規制の必要性
関税庁は、一部児童や青少年と明確に認識・誤認される可能性のある全身型リアルドールや特定の人物を模倣したリアルドール、安全性が確認されていないリアルドールについては、まだ通関を許可していません。今年に入ってから8月までの間に、関税庁はリアルドールに関する通関を保留したケースは69件ありました。
徐議員は、「関税庁の『リアルドール輸入通関基準指針』には、明確な未成年リアルドールに関する基準がないことや、未成年リアルドールの輸入・販売・輸送に関する処罰規定が存在しないことが問題である」と指摘しました。彼は、「未成年の形を模倣したリアルドールに対する明確な基準や、未成年リアルドールの製造・輸入・流通を禁止する規定を設ける必要がある」と強調しました。
リアルドールの問題は、社会的な議論を呼び起こしています。今後、韓国ではどのような規制策が取られるのか、注目が集まっています。
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Source: Yahoo News