ジャニーズ事務所は10日、公式サイトを更新し、「ＮＧリストの外部流出事案に関する事実調査について」という内容を公表しました。この調査で、10月2日の記者会見で明らかにされた「指名ＮＧリスト」の存在に関する確認結果が公表されました。この記事では、ジャニーズ事務所がどのようにコンサル会社「ＦＴＩコンサルティング」との関係で運営を行っていたかについて詳しく説明しています。
「要注意」とは指名しないという意味ではない
調査結果によると、9月30日にジャニーズ事務所は担当代理人の弁護士事務所関係者や山田将之CCOとの打ち合わせを行いました。その中で、コンサル会社の関係者も30分間参加したとのことです。この打ち合わせの場で、「ＮＧリスト」がコンサル会社から提示されましたが、関連会社社長の元Ｖ６井ノ原快彦は「ＮＧって何ですか？当てないとだめですよ」と発言しました。
コンサル会社は井ノ原に対して、「ＮＧは指名しないという意味であり、注意する必要があるという意味である」と説明しました。
さらに、「この打ち合わせでは、指名ＮＧ記者であっても必ず指名すべきであるという議論に発言が集まっており」と説明しています。
「写真入りリスト」はコンサル会社の独断で作成
会見で公表された「写真入りリスト」は、実際には会見当日にコンサル会社の担当者が独断で作成したものです。ジャニーズ事務所や弁護士側の了解を得ずに共有されました。ジャニーズ事務所は、この存在をマスコミからの問い合わせを受けた翌日の夜に知ったと説明しています。
また、会見時間を2時間に限定した理由も明らかにされました。「10月2日は都内で多くの企業の内定式が開催されており、会見場所の確保に苦労したため、フォーシーズンズホテル東京大手町を会見場所として確保することができました。しかし、会場の設営やリハーサル、後片付けにも時間がかかるため、会見時間は2時間程度に限定せざるを得なかった」と説明されました。
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