ロックバンド「氣志團」の綾小路翔が10日、東京大学・先端科学技術研究センター内で行われた「世界メンタルヘルスデー2023 #ココロに聞いてみよう! ~私たちの日常とメンタルヘルス~」のトークイベントに俳優で歌手の星乃夢奈、フリーアナウンサーの内田恭子と共に出席。自身の悩みを赤裸々に告白した。
リアル10代を前に当時を述懐
永遠の16歳とも自称する綾小路翔は、会場に詰めかけたリアル10代を前に若かりし頃を述懐し、当時は「友達好き好き病」だったと明かした。自分の友達が大好きで、皆でバンド活動をしたり、夜の国道を仲良くツーリングするクラブ活動をしたりしていたそうだ。しかし、綾小路翔はとてもおせっかいで、一方的に世話を焼いたり、過保護な態度を取ってしまっていたのだという。自分の愛が常に満たされないと感じ、当時の悩みを吐露した。
内田恭子が「愛が空回り」と要約したところ、綾小路翔は「そうなんです。だいたい片思い」と頷き、「本当にあの頃のこと、全部後悔してるぐらいのところがある。『僕はなんてことしちゃったんだろう』と。こんな赤の他人がしつこく『お前これよくない』とか。どの目線で言ってたんだろう。メンバーに対しても最近ちょっと思うところがあったんですよね」と反省している。さらに、「都内でたぶんメンバーしか友達がいないんですよ」と言い、「向こうが聞いてもいないのにおせっかいを焼き続けてうざがられる傾向がある。もうちょっと、皆が相談しやすい人間になりたい」と憧れを語った。
綾小路翔は2023年1月3日、結成25周年の日本武道館コンサートをもって、コンサート活動を無期限休止。声帯の治療やリハビリを行うことを公表。手術を経て、今秋よりライブ活動を再開した。
このイベントは、アーティストやクリエイターを心と身体の両面からサポートするプロジェクト「B-side」を行うソニー・ミュージックエンタテインメントとの共催で実施された。今回は10代から20代の若者世代への理解を深めたいという思いから、ゲストとして綾小路と“応援サポーター“として星乃が出席した。
引用元:日本ニュース24時間