9月27日にスタートした連続ドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)の第1話の「無料見逃し配信」が放送7日目(9月27日~10月3日)で200万再生を突破したと報じられた。SNS上でも《予想以上に面白い!》と話題になっている。
新たな漫画実写化
今作は四葉夕ト氏原作、小川亮氏作画の同名の漫画を実写化したものである。三国志の天才軍師として知られる諸葛孔明が、現代の日本に転生し、歌手を目指す月見英子の歌に感動したことをきっかけに、敏腕プロデューサーとして、手腕を発揮するというストーリーだ。
豪華なキャスト陣
諸葛孔明役は向井理(41)、月見英子役は上白石萌歌(23)、劉備役はディーン・フジオカ(43)、そしてライブハウス「BBラウンジ」のオーナーで三国志オタク・小林役は森山未來(39)が演じている。
原作が漫画なだけに、クセが強く、見た目も現実離れしたド派手な格好をしたキャラクターが多いが、特に主演の向井や、一番実写化に難しいと言われていた小林を演じる森山が評価されている。
ヒロインの英子役には微妙な評価
一方で、個性的なアーティスト役には、世界的ダンサーの菅原小春(31)や、女王蜂・アヴちゃん、GENERATIONS、EXILEの関口メンディー(32)らが名を連ねるなど、豪華なキャスト陣だが、その中で唯一評価がイマイチなのがヒロインの英子を演じる上白石萌歌だ。
ネット上では英子が歌い出す瞬間に共感性羞恥に陥り、視聴を断念したという声や、英子の魅力がアニメのほうが描かれているという声もある。
萌歌さんの歌唱力は評価されているが…
英子役の不評の原因は、歌だけではないようだ。
「萌歌さんはキリンビバレッジ『午後の紅茶』CMシリーズでの歌唱が注目を集め、adieu名義で歌手活動も行なっており、歌は当然上手いのですが、あくまで平均以上という声が多い。孔明が虜になる歌声という設定になると厳しいという指摘が視聴者から上がっています」とドラマ制作関係者は語る。
さらに英子役の不評の原因として、彼女が演じるキャラクターが印象的ではないという意見もある。
萌歌さんにとってのチャレンジ
かつて萌歌さんは「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」での名門水泳部のエース役や、「金田一少年の事件簿」、「ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と」のヒロインなど、優等生のいい子役を演じることが多かった。そのため、彼女のキャラクターが薄いと感じる視聴者もいるようだ。
今作の英子役は、萌歌さんにとっては新たなチャレンジであり、その殻を破る絶好の機会となるだろう。果たして萌歌さんは、今作で新たな一面を見せることができるのだろうか。
ソースリンク:日本ニュース24時間