故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関連し、俳優でダンサーの橋田康さん（38）は2023年10月11日、ツイッターを通じて性加害を受けたとする「虚偽申請」の増加に懸念を表明しました。橋田さんは、ジャニーズ事務所が公式サイトで「被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報」を発表したことを受けてのコメントです。
虚偽申請問題の深刻性に対する橋田さんの考え
橋田さんはツイートの中で、「虚偽申請について」と切り出し、虚偽申請の増加に心配を抱いていることを明かしました。彼は事務所に対して、「事務所も信憑性の部分（在籍、活動、関わった人など）でのある一定の線引きは必要だと考えます」と訴えました。
さらに、橋田さんは次のように述べました。「ジャニーズ事務所として組織的関与が一切無い部分での加害についてまで全面的に救済していきます。となってしまえば誰でも申請可能になってしまうんじゃないかなって。そうなれば本当に苦しい思いをしてきた人達がどんどん後回しにされてしまうし、時間も人員も資産も限りはあると思うので本来向き合うはずの被害者に向き合いきる前に枯渇してしまうんじゃないか」との危惧があります。
信憑性を重視した申請審査の重要性
橋田さんは、虚偽申請をする人々に対して「虚偽申請でも何とかなるかもと考えてる人がもしいたなら、どうか本当に傷を負った方々が早く1人でも救われるよう踏み止まって応援してほしいです」と呼びかけています。さらに、彼は「被害者の人数より虚偽申請が上回ってしまう未来になれば本当に苦しい思いをした人が『どうせ本当の事を言っても…』に繋がってしまう。そうなった時事務所も被害者の方が怖がらないような対応をしてくれたら。と思いました」と事務所への思いを綴りました。
この問題について橋田さんは、虚偽申請の増加によって真正な被害者たちが後回しにされることを懸念しています。彼は事務所に対して、虚偽申請に対する厳しい審査を行い、信憑性を重視した対応を取ってほしいと訴えました。
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