イスラエルとパレスチナ双方の大使が都内で会見 互いに非難

イスラエルと「ハマス」の衝突が続くなか、イスラエルとパレスチナ双方の大使がそれぞれ都内で会見し、互いの政府を非難しました。

イスラエルの非難

イスラエルのコーヘン駐日大使は、「ハマスの行為の全ては『イスラム国』より凶悪だ。ユダヤ人だからという理由だけでの虐殺だ」と述べました。

コーヘン駐日大使は13日に行われた会見で、パレスチナ自治政府について「いつもイスラエルの行動を戦争犯罪と呼ぶ」と批判し、さらに問題の解決に関与しなかったと指摘しました。

また、彼はパレスチナ自治政府がガザ地区を十分に管理できなかったことがハマスの今回の攻撃につながったと主張しています。

パレスチナの反論

一方、駐日パレスチナ常駐総代表部のシアム大使も13日に行われた会見で、「イスラエルの空爆はハマスを排除するだけでなく、ガザ地区を消滅させる」と過剰に攻撃していると非難しました。

シアム大使はさらに、アメリカなどの西側諸国がイスラエルの攻撃を助長していると指摘しました。

まとめ

イスラエルとパレスチナ双方の大使による都内での会見が行われ、互いの政府を非難する発言が飛び交いました。イスラエル側はハマスの行動を非難し、パレスチナ自治政府の問題解決への取り組みの不足を指摘しました。一方、パレスチナ側はイスラエルの攻撃を非難し、ガザ地区の状況や西側諸国の関与について言及しました。このような緊迫した状況の中、平和な解決策を模索する必要があることは言うまでもありません。

引用元:日本ニュース24時間