訳者から返ってきたゲラは、なぜかかじられた状態だったそうです。その理由は、ゲラに添えられたメモに詳しく書かれていたのです。この写真とともに、「訳者から返ってきたゲラ、猫さんも校正しようとしてくれたんでしょうか」というコメントが投稿されました。
ゲラに残された跡
ゲラの左側を見ると、「ネコにかじられてしまいました。すみません」というメモと、豪快にかじられた痕跡がありました。
※ゲラとは、校正が完了した紙面のことで、誤字・脱字や不備などが修正されているものです。
この写真を見た人々からは、さまざまな反応が寄せられています。「猫って本当にかじるんだね」「もしかして何か大きなミスに気づいたのかもしれない」「犯人の顔を見てみたい」といったコメントが寄せられました。
猫の飼い主と投稿者のインタビュー
猫の飼い主と、投稿者（自費出版による出版物の制作を取り扱う作品社編集部）によるインタビューが『ABEMAヒルズ』に掲載されています。ゲラがかじられた状況について、猫の飼い主は「ゲラを読む途中で、お茶を入れるために席を立った数分の間にかじられてしまいました」と答えています。
一方、ゲラを見た時の投稿者の心境については、「最初はただの破れかと思ったのですが、メモを見て思わずニッコリしました。皆さんにもこの気持ちを共有したいと思い、投稿しました。猫の力を再確認しました」とコメントしています。
この猫の行動は、我々にとっても何かを教えてくれるのかもしれませんね。
