宮沢りえ、新たな感動作に挑戦!「逃げたくない」と涙を流す

宮沢りえ

宮沢りえが新作映画『月』の公開記念舞台あいさつに出席し、感極まりながら撮影の思い出を語りました。この作品は、重度障害者施設で働く元作家の女性が、同僚の男性の正義感や使命感の変化を通じて自身も変わっていく様子を描いた感動作です。宮沢りえだけでなく、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョーといった共演者や石井裕也監督も登壇しました。

河村光庸プロデューサーへの思い

宮沢は亡くなった河村光庸プロデューサーについて言及し、彼と初めて会った時の情熱と熱意を思い出しました。「この映画について伺った時、河村さんの情熱を感じました。今、世の中にはよくわからないことが起きていますが、その中で生き抜く自分にもどかしさを感じていました。しかし、河村さんの話を聞いて、そのもどかしさを乗り越えていきたいという気持ちが湧いてきたんです」と宮沢は語ります。

河村の魂を映画に

撮影中、河村の影響を感じながら頑張ったと宮沢は述べます。「撮影中に河村さんがいなかったため、現場は混乱もありましたが、彼の魂を映画化したいという思いがありました。完成した作品を見た時、主人公の堂島洋子を演じる際の苦悩がよみがえりました。自分の作品を見ると、もっとこうすればよかったと思うこともあります。監督が真剣に向き合って書いた台本は最初に読んだだけでは理解できるものではありませんでした。陽子を演じる際、情緒をかき乱し演じるように指示され、自分自身も苦労しました」と宮沢は感想を述べました。

この作品に対して賛否両論はあるかもしれませんが、宮沢りえは「逃げたくない」という思いでこのオファーを受けたのです。彼女の情熱と演技が、作品の魅力を引き立てています。

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