中国外相、イスラエルを批判 「自衛超えている」

イスラエルが自衛の範囲を超えた軍事行動を行っているとして、中国の外相がイスラエルを批判しました。この発言が注目を集めています。中国外務省は王毅共産党政治局員兼外相がサウジアラビアのファイサル外相との電話会談において、イスラエルの行動を名指しで非難したと発表しました。この問題について、詳しく見ていきましょう。

イスラエルの軍事行動は「自衛の範囲を超えている」

王毅外相は、イスラエルが自衛の範囲を超えた軍事行動を行っていると指摘しました。現在、イスラエルはパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの攻撃を受けており、その対応として軍事行動を展開しています。しかし、王氏はこれについて、「当事者は事態を悪化させる行動を取るべきではない」と強調しました。彼はまた、国際社会の呼びかけにイスラエルが「耳を傾けるべきだ」と述べました。

2国家共存の重要性を訴える

王氏はハマスを直接非難することはなかったものの、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」による解決案の重要性を訴えました。彼は、この紛争が解決するためには、双方が対話を進めることが必要であると述べました。

イスラエル軍の戦闘車両

この王氏の発言は、世界中で大きな注目を集めています。中国外交の一環として、彼がイスラエルを公に批判することは珍しいことです。この問題が今後どのように進展していくのか、注目が集まっています。

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(参照リンク: Yahoo!ニュース