日本政府が自国民を退避させるために派遣したイスラエルチャーター機に対して、乗客に3万円の費用が請求されたことが問題視されています。「韓国は無料で乗せてくれたのに」との声も上がっています。
NHKや共同通信などの報道によると、チャーター機は8人の日本人をイスラエルからアラブ首長国連邦（UAE）に輸送しました。それぞれの乗客には、3万円の費用が請求されたのです。
一方、日本人とその家族51人は、韓国政府の空軍輸送機と一緒にイスラエルから脱出し、韓国に到着しましたが、彼らには費用が請求されませんでした。韓国政府は、輸送機の搭乗人員に余裕があったため、日本人の搭乗を提案したと説明しています。
このように、韓国の輸送機は無料であったにもかかわらず、日本政府のチャーター機は有料であったため、日本国内で批判の声が広がりました。一時はSNSでも「有料 ３万円」という単語がトレンドになるほどでした。
日本政府は、自国民に退避費用を請求したことについて、「適切」との立場を示しています。松野博一官房長官は記者会見で、「韓国の軍用機は無料だったのに、日本政府のチャーター機の料金が1人3万円という対応は適切だったと考えるか」との質問に対し、「適切だった」と短く答えました。
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