ビッグモーター34店舗、行政処分へ…国交省聴聞にも多数が「欠席」予定

ビッグモーターの看板

中古車販売大手のビッグモーターが自動車保険金の不正請求問題で国土交通省から行政処分を受けることになりました。国交省は、来週にも処分を行う予定です。この問題に関連して、34店舗が処分案に対する意見や質問を聞く「聴聞」が行われる予定でしたが、多くの店舗が聴聞に欠席することを伝えているとのことです。

不正請求問題に関連した聴聞の実施

聴聞とは、行政手続法で定められた手続きの一つです。今回の問題では、処分対象となる34店舗のうち、北海道、関東、北陸信越、中部、近畿、中国、四国、九州の各運輸局で聴聞が行われる予定です。関係者によると、多くの店舗が「処分案に異論はなく、再発防止に努める」として、聴聞に欠席することを各運輸局に伝えているそうです。

処分の確定を急ぐ国交省の姿勢

国交省は「聴聞の結果を踏まえ、34店舗に対する処分を速やかに確定させる」としており、来週中に一斉に処分される見通しです。なお、国交省が公表した処分案では、34店舗の整備工場を10~90日の事業停止とし、そのうち12工場は民間車検場の指定を取り消すとされています。ビッグモーターは全国に135の整備工場を展開しており、国交省は残る工場の監査を継続し、本社の組織的な関与の解明も目指しています。

Original Source: 日本ニュース24時間

Source link: Yahooニュース

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