シャリフ元首相、4年ぶり帰国 亡命先英国から、返り咲き狙いか パキスタン

シャリフ元首相

英国に亡命していたパキスタンのナワズ・シャリフ元首相が、なんと4年ぶりに帰国しました!ナワズ氏は、過去に3度も首相を務め、国民からの一定の支持を受けています。帰国の理由は、来年1月末に予定されている総選挙の後に首相に返り咲くことを狙ったものと言われています。

しかし、ナワズ氏はパキスタンの軍との対立関係にあります。もしナワズ氏が復権を果たした場合、政治の混乱が深まる可能性もあります。過去には軍のクーデターによって首相の座を追われた経験もあります。

ナワズ氏は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを経由して首都イスラマバードにチャーター機で入国しました。ドバイでの記者会見では、ナワズ氏は自らが率いる与党が国の問題を解決する能力を持っていると語りました。

ナワズ氏は、亡命先である英国から弟のシャバズ・シャリフ前首相を通じて影響力を行使してきたとされています。シャバズ氏は、与党が総選挙で勝利すればナワズ氏が次期首相になると語っていました。

2018年に汚職の罪で有罪判決を受けたナワズ氏は、一時的に保釈されたものの、治療のために英国に渡り、そのまま英国に滞在していました。帰国の直前には、パキスタンの裁判所がナワズ氏の拘束を認めない決定を下しました。

現在、ナワズ氏は汚職の関与により議員資格を剥奪されており、選挙に出馬することはできません。しかし、上訴を行い有罪判決を覆すことを目指していると報じられています。

情報元:Yahoo!ニュース

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