韓国選手団、2022杭州アジアパラ大会で総合4位

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28日に中国・杭州のオリンピックスポーツセンタースタジアムで行われた2022杭州アジアパラ大会の閉会式にて、韓国選手団が総合4位で競技を終えました。

韓国の躍進

韓国選手団は開会式の際に44カ国中15番目に入場し、イメージを高めました。閉会式で旗手を務めたのは、卓球のキム・ヨンゴン選手。彼は太極旗を車いすに挿して会場に登場しました。

今回の大会で韓国は金メダル30個、銀メダル33個、銅メダル40個を獲得し、総合順位は4位となりました。2018年のインドネシア大会では金メダル53個を獲得し、総合2位に躍進した韓国ですが、今回はボウリングの除外などの影響で目標を4位に下方修正しました。4位にはインドを僅差で抜いてのランクインとなりました。

輝かしい成績

自転車競技のキム・ジョンビン選手とパイロットのユン・ジュンホン選手は3冠を達成しました。視覚障害種目での金メダル3個獲得は鳥肌立つような瞬間でした。また、卓球のソ・スヨン選手は女子シングルス・ダブルス、混合ダブルスの金メダルを3個獲得しました。他にもチュ・ヨンデ選手、パク・ジンチョル選手、キム・ギテ選手など、韓国選手団からは多くの金メダリストが輩出されました。

中国の圧倒的な強さ

開催国の中国は金メダル214個、銀メダル167個、銅メダル140個を獲得し、総合1位となりました。2位のイラン、3位の日本を合わせたよりも多くのメダルを獲得しました。韓国選手団のパク・ジョンチョル総監督は、「中国を除いてはメダル数が平準化された。インドやインドネシア、タイ、ウズベキスタンなどが今後さらに上位に進出する可能性がある」と語りました。

大韓障害者体育会のチョン・ジンワン会長も、「陸上や水泳などの基礎競技においても成果を出すためには長期的な投資が必要です。アーチェリーや卓球、射撃などの伝統的な強豪種目でもメダルを獲得し、3~4位圏内をキープしたい」とコメントしました。

ソースリンク: 日本ニュース24時間