リニア工事、国交省がJR東海と静岡県仲介の意向 知事明かす

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 南アルプスの地下を貫通するリニア中央新幹線工事をめぐる問題に関し、静岡県の川勝平太知事は7日の定例会見で、6日に国土交通省鉄道局から「事業を円滑に進めるために今後の進め方について調整したい」と連絡があったと明かした。川勝知事は「国が見守る中で科学的根拠に基づいてJR東海との話し合いを進めたい」と期待を込めた。

 川勝知事は5日、来年度予算に向けた要望のため、石井啓一国土交通大臣を訪ね、リニア中央新幹線の問題についても話していた。「(私が)行ってすぐにこういう形で返ってくるのは大変励みになる」と述べた。

 今回の連絡を受け、県は20、21両日に行われる県の専門部会へ国交省の担当者にオブザーバーとして出席してもらえるよう依頼したという。

 静岡工区の未着工により、令和9年に予定している開業の遅れが懸念される中、難波喬司副知事らが沿線自治体にJR東海との議論の進(しん)捗(ちょく)を説明に回った。この成果について川勝知事は「みなさんご理解を示していただいた」と手応えを示した。「残すは愛知県だけだと思っている」とし、愛知県の大村秀章知事と直接面会する方針を示した。

 一部では大村知事から断りの連絡があったと報じられたが、「難波副知事と同じ話をするなら断るということだった。中間意見書について丁寧に説明したが、それ以外でも話をすることがある」といい、「日程を調整している」とした。

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