イスラエル軍がガザの難民キャンプを再度空爆、47人の死亡 アッバス議長が「大量虐殺」と非難

イスラエル軍の攻撃がガザの難民キャンプで起こった現場

パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍がイスラム原理主義組織ハマスへの攻撃を続けています。この悲劇的な出来事は、国際社会に衝撃を与えました。アメリカのブリンケン国務長官は、4日にヨルダンでアラブ5カ国の外相と会談し、即時停戦を求めました。しかし、イスラエル側は人道的な物資の搬入のための戦闘中断だけを提案し、双方の意見の隔たりはなかなか埋まりませんでした。ガザ中部のマガジ難民キャンプではイスラエル軍の空爆により47人が亡くなりました。

ブリンケン氏の考えとアッバス議長の主張

ブリンケン国務長官は、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、ヨルダンの外相と会談しました。ブリンケン氏は、停戦だけではハマスが「再組織化」し、再びイスラエルへの攻撃を再開することを懸念しています。また、ブリンケン氏は5日にパレスチナ自治区のヨルダン川西岸ラマラでアッバス議長とも会談し、ガザの将来について議論しました。ブリンケン氏は、自治政府が中心的な役割を果たすべきだと主張しました。一方、アッバス氏はイスラエル軍の攻撃を「大量虐殺」と非難し、即時停戦を求めました。

イスラエルとハマスの対立

イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスが約240人の人質を解放しない限り、アメリカが要求する戦闘中断を拒否する姿勢を示しています。ガザ保健当局によると、4日の夜以降、マガジ難民キャンプはイスラエル軍の空爆の標的となり、少なくとも47人が亡くなりました。

イスラエル軍の主張と現状

イスラエル軍は、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプで15人が死亡した爆発について、学校を狙った攻撃ではないと否定しています。イスラエル軍は現在、北部の人口密集地であるガザ市を包囲し、市街戦を展開しています。イスラエル軍は、ガザ市住民に対して5日午前10時以降の4時間で、南部にある高速道路を利用して避難するように要求しました。しかし、まだ最大40万人がガザ市周辺に残っているとの見方もあります。ガザ保健当局は5日、イスラエル軍の攻撃により、子供を含む9770人の死者が出たと発表しました。

この記事の情報元:https://news.yahoo.co.jp/articles/153052029fd3f99d0e8514d4489114155c3a7321