中国産「空飛ぶタクシー」が輸入博に初登場!時速200キロで街を駆け抜ける

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上海で開催中の第6回中国国際輸入博覧会で、まるでSF映画の世界から飛び出したようなシーンが実現しました。なんと、「空飛ぶタクシー」が初めて輸入博に登場したのです。

電動垂直離着陸機(eVTOL)は、将来的に都市内や都市間の短距離空中移動の主要な手段となることが期待され、そのため「空飛ぶタクシー」とも呼ばれています。

今年の輸入博では、中国のエアモビリティ開発企業、御風未来(Vertaxi)が自社開発した2トンのeVTOL「マトリックス1(M1)」が注目を集めています。このスマートモビリティ体験コーナーでの展示は、訪れた人々から大きな関心を引きました。

マトリックス1は、最大積載量500キロ、巡航速度時速200キロ、航続距離250キロというスペックを誇ります。これからは都市内や都市間の短距離空中移動に活用され、通常車で2~3時間かかる距離をたったの30分で到達できるのです。

実は、マトリックス1は上海市金山区で初飛行にも成功しています。滑走路が不要で垂直離着陸が可能なため、設置場所の要求も比較的低いです。ヘリコプターに比べて安全性が高く、製造費や維持費も低く、さらにエコで無騒音という利点もあり、普及に向いていると言えるでしょう。

以上が、中国産「空飛ぶタクシー」の輸入博での初登場についての簡単な紹介です。空の世界で快適かつ効率的な移動手段が実現する日が近いことを期待しましょう。

ソース: 日本ニュース24時間